秋の夕暮れ、西の空に淡く浮かぶ白い月。その情景を映したような『夕月の歌』は、70年以上の時を経た今も、私たちの心に深く沁み入ります。
忙しい日々の中で、忘れかけていた“やすらぎ” を思い出させてくれるような一曲です。
秋の夕暮れ、西の空に淡く浮かぶ白い月。その情景を映したような『夕月の歌』は、70年以上の時を経た今も、私たちの心に深く沁み入ります。
忙しい日々の中で、忘れかけていた“やすらぎ” を思い出させてくれるような一曲です。
この『紅(あか)とんぼ』という曲は、ひとつの時代の幕が静かに下りる、その瞬間を見事に切り取っています。1988年(昭和63年)に発売された、“ちあきなおみ”のシングルですが、新宿駅裏の『紅とんぼ』という居酒屋を営んでいた女性が、店を畳んで故郷へ帰る最後の夜を描いた名曲です。
秋の光に揺れるコスモスの花。その姿を見ていると、ふと昔聴いたあの歌が蘇ります。1977年、フォークデュオ「狩人」が歌った『コスモス街道』です。この曲には、日本の原風景である旧街道の佇まいと、青春の残り香が息づいています。
昭和の中頃、若者たちの部屋には必ずと言っていいほど、“ギター”がありました。音楽が未だレコードとラジオで届いていた時代に、その音色は青春の象徴でもありました。先日、1970年の大阪万博跡地に建つ「国立民族学博物館」を訪ねた時、そんな時代の記憶がふと蘇りました。
戦国の世を駆け抜けた名将・武田信玄。その生涯を讃える歌として昭和に大ヒットしたのが『武田節』です。勇ましい旋律と共に響く「風林火山」の詩吟は、戦国の智将の生き方を現代にも伝えています。今回は、この名曲と信玄の事績を重ね合わせながら、彼の戦と統治の思想をたどってみたいと思います。
昭和の中期、フォークソングが人々の心を温めていた時代に、ひときわ澄んだ歌声で愛された兄弟デュオがいました。それがビリーバンバンです。
彼らが残した多くの楽曲の中でも、とりわけ『さよならをするために』と『琥珀色の日々』は、時の流れをしみじみと感じさせる二曲として記憶に刻まれています。