平成19年(2007年)にリリースされた『信濃恋歌』。私は最近までこの曲を知りませんでしたが、美しい歌詞と旋律を兼ね備えた、心に染み入る抒情歌です。その雰囲気は、戦後復興期に放送されていたラジオ歌謡のようで、どこか懐かしさを感じます。
2025-08-29
2025-08-25
線香花火(小さな火花に映る人生の四季)
夏の夜、持つ手の先で小さく燃え尽きていく線香花火。その儚さ(はかなさ)と美しさを、歌に重ねて描いたのが、さだまさしの『線香花火』です。
ここでは、この歌の魅力と、タイトルにもなっている線香花火そのものについて、少し掘り下げてみたいと思います。
2025-08-22
おんな船頭唄(利根川水郷に響いた哀歌)
「歌は時代を映す鏡」と言われますが、この『おんな船頭唄』は正にその典型のような一曲です。この歌で描かれている場面には、現代の感覚では分かりにくい表現がたくさんありますが、一方で、当時の暮らしや感情を生き生きと伝えてくれる、貴重な作品になっているとも言えます。
2025-08-18
穂高よさらば (山の歌に残る時代の影)
この曲を初めて聴いたとき、その旋律の美しさと、どこか哀しみを帯びた響きが強く心に残りました。タイトルに掲げられた「穂高」は北アルプスを代表する名峰です。しかし、この歌には、山の歌としての顔だけでなく、戦中の軍歌を原曲に持つという、意外な歴史が隠されています。
2025-08-15
谷村新司の『この空の下』(純粋な憧れを描いた名曲)
大ヒット曲『昴(すばる)』や『いい日旅立ち』の創作で知られる谷村新司。その作品の中には、知名度は低くても、静かな魅力を放つ曲がたくさんあります。その一つが1998年に発表された『この空の下』という楽曲です。
2025-08-05
この空を飛べたら (空を見上げるすべての人へ)
誰もが一度は、大空を鳥のように自由に飛び回ることを、夢見たことがあるのではないでしょうか。ただ現実には、人間には翼がなく、自らの力で空を飛ぶことはできません。有史以来、私たちは空への憧れを捨てきれずに、ただ見上げ続けてきました。
2025-08-01
【歌なしエッセー】大阪・関西万博へ行ってきた!
7月末に大阪・関西万博へ行ってきました。今回は2回目になります。地元なので当然なのかもしれませんが、私の周囲では、7月時点で複数回行っている人が多く、中には既に5回以上行った人もいました。予想以上の盛況ぶりのようです。
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