2026-02-27

森田由美恵の「潮風の吹く町」(日本の原風景 ―北国の漁村が映す、母子の記憶-)

森田由美恵の「潮風の吹く町」(リンク)
 潮の匂いを含んだ風は、ときに人の心の奥底にしまい込んだ、遠い記憶を呼び戻します。森田由美恵の『潮風の吹く町』は、そんな潮風の匂いを宿した、心揺さぶられる歌です。

2026-02-20

もしも明日が(80年代初頭、社会の価値転換を象徴する歌)

 もしも明日が(リンク)

 昭和50年代の終わり頃、通称『欽どこ』と呼ばれたテレビの人気番組の中で、『もしも明日が』という曲がよく歌われていました。高い視聴率を記録したバラエティ番組でしたので、覚えておられる方も多いと思います。

2026-02-15

ニコライの鐘(戦争によって断ち切られた青春の、残影を宿した歌)

 ニコライの鐘(リンク)

 神田駿河台の坂を上ると、白亜の聖堂が静かに姿を現します。緑青色のドームを戴くその建物は、東京の街並みの中にありながら、どこか異国の空気を漂わせています。

2026-02-11

初恋(島崎藤村の名詩に描かれた ”幻想的な光景” が、昭和の旋律でよみがえる)

初恋(リンク)

 “初恋” という言葉を聞いたとき、誰の歌を思い浮かべるでしょうか。“初恋” という題名の歌は、時代を越えて数多く生まれてきました。今この言葉を聞けば、宇多田ヒカルや村下孝蔵の歌を思い浮かべる方が、ほとんどでしょう。一方、この『初恋』は、それよりはるか以前に生まれた作品です。

2026-02-05

折鶴(歌手・千葉紘子さんの、40年以上にわたる社会貢献とエピソード)

 折鶴(リンク)

 折鶴(おりづる)をはじめとする「折り紙」には、日本人の感性が凝縮されている気がします。この歌を耳にすると、子供の頃の記憶がふと蘇り、懐かしさが胸に込み上げてくる――そんな方も少なくないでしょう。特に、幼い頃に折り紙で遊んだ記憶のある方なら、なおさらかもしれません。